2007年8月6日のソニーの株価は5920円、前日比190円安で続落。日経平均も大幅安で寄り付いているので、ソニーの株価もその影響を受けての続落です。
日経平均は米国株安の影響を受けて本日も続落していますが、前場引け付近では下げ幅の半分ほどを取り戻す上昇を見せるなど、米国株安という売り材料と押し目を拾うという売り買いが交錯して揉み合っている様子が窺えます。
ソニーの株価にも影響を与えている米国株安は、米国の住専とも言える住宅ローンの信用不安が原因です。
サブプライムモーゲージと呼ばれる信用力の低い個人向け住宅ローンの回収不安が広がり、リスクマネーが圧縮する流れの中で保有株を処分する動きが広がったため、売りが売りを呼んで米国株が大幅下落し、それが日本株に飛び火した格好です。
これを読んでお分かりかと思いますが、ソニーの株価が下がっているのはソニーのせいではありません。
米国の住宅ローンが原因という、いかにも近年の市場にありがちな材料によって売り込まれているわけです。ソニー自体は引き続き好材料に恵まれており、単体でソニーの株価を下げる要素は特に見当たりません。
ソニーの株価は今後どうなるでしょうか。テクニカルチャートによって分析してみましょう。現在の続落がどこまで続くのか、というのが市場の関心となります。
が、そうなるとソニーの株価がつけた直近安値として3月に付けた5860円が意識されます。当面はこの水準がサポートして機能するでしょう。
ストキャスティクスやRSIなどのオシレーターはやや売られすぎを示しており、やはりソニーの株価はこの水準で下げ止まると見るのが自然ではないでしょうか。