7月10日現在、ソニーの株価は年初来安値からの回復局面にあり、現在6500円付近で推移しています。
ソニーの株価は何かと注目される宿命にあり、ソニーの株価が大幅に下落したことに端を発した日本株全体の下落「ソニーショック」や、任天堂株の時価総額がソニー株の時価総額を上回った…などあらゆるニュースにソニーの株価が引き合いに出されます。
それだけ日本を代表する企業として注目度が高いと言えるのがソニーの株価です。
ソニーの株価を回復局面に乗せている要因としては、4−6月期の業績開示において業績の上振れ期待が高まっていることが挙げられます。
その根拠としてはソニーが3月に発売したデジタル携帯音楽プレイヤーの売行きが好調に推移していることが挙げられます。
軽量でありながら音質が良く、動画再生機能も非常に高性能とあって、ソニーが本来強みとしている分野におけるシェアの拡大は市場や投資家からも高く評価されています。
このような状況下、業績開示の発表を前にしてソニー株の売り物が少なく、そのことが株価水準を押し上げる要因となっているようです。
ソニーの株価だけを見てみると、このような好業績が予想される中で、その割には株価が安いという「値ごろ感」が市場のコンセンサスとなり、買い物が集まりました。
また、先日開催された株主総会への出席者数が7000人を超え、これは上場企業の中でもトップクラスに入る人数だということを考えると、ソニーの株価に関心を持っている投資家がいかに多いかを物語っています。